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SEEDS2017で南方研究室が有機化学実験を実施しました。

科学技術振興機構の次世代人材育成事業として、大阪大学は「世界適塾の教育研究力を活かした SEEDS プログラム ?傑出した科学技術人材発見と早期育成? 」を実施しています。
SEEDSとは世界最先端の科学技術にいち早く触れてみたいという意欲的な高校生向けのプログラムで、大阪大学の多岐にわたる研究に触れてもらうことで、科学に対する小さな好奇心の芽を大きく伸ばしてもらうのが目的です。
(工学研究科)応用化学専攻からは、南方、宇山、安田研究室が「体感コース科学研究」プログラムを開講しています。今回は、南方研究室の武田准教授と清川助教が6人の高校1、2年生達に有機化学実験「刺激で発光色が変わる分子を合成・観察しよう」を体験してもらいました。

■実施内容
炭素原子を含む物質である有機化合物の中には、刺激(磨り潰す、熱する)に対して発光色が変化する分子があります。このような分子を実際に実験室で合成してみて、その光物性を観察し、どんな刺激に対して発光するかを調べます。
(1)教員による、身近な応用例をあげての有機化合物の発光に関する説明。
(2)発光性の有機化合物の合成と、発光の観察。分析機器を用いた光物性の測定。また、異なる刺激に対する物性変化の観察も。
(3)あらかじめ合成しておいた発光分子の光物性測定。また、すりつぶす、熱する、といった外部刺激に対する物性変化の観察。身近に応用例を

最初は大学の研究室の雰囲気に緊張気味だった高校生達も、説明や実験が進むにつれ自分の作業に没頭し始め、さまざまな質問を教員にぶつけていました。「好奇心いっぱいのイキイキした表情を見ていると、科学者に憧れていた少年時代を思い出しました。高校生に負けずに、私も頑張りますよっ!!」と武田准教授。南方研究室を訪れてくれた高校生達が、大阪大学を目指してくれれば嬉しいですね。

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