応用化学科目・専攻について

応用化学科目について

応用化学科目は、応用自然科学科の1科目として、学部学生の教育を担っています。応用自然科学科に入学した学生は、工学基礎の専門的な知識の他に、自然科学についての幅の広い教養を身につけるために、1、2年次においては共通の専門基礎教育科目を学習し、2年次から各専門分野の科目を4つのコース分けにより履修します。

応用化学コースを担当する研究室では、ハイテクノロジー時代に変革をもたらすための基礎化学を中心に、化学工業、自動車産業、電子・情報産業、環境保全、宇宙開発等に役立つ新素材の開発や物質変換の新方法の確立、資源・エネルギーの超高感度利用、高性能エレクトロニクス材料や、医薬品・医用材料などの生命科学関連化学品の開発などに関する先端的な教育と研究を行っています。 応用化学コースに配属された学生は、2年次・3年次において、研究者・技術者として必要な基礎化学の知識を身につけるための講義・演習・実験、化学英語に関する科目を履修します。そして、4年次に、応用化学専攻の各研究室にそれぞれ配属され、卒業論文作成に向けた研究生活が始まります。ほとんどの学生は、そのまま大学院工学研究科博士前期課程(修士課程)に進学して研究を続け、さらに、博士後期課程(博士課程)への道も開かれています。 応用自然科学科・応用化学コースのカリキュラム・講義時間割は、工学部ホームページをご覧ください。

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2年次・3年次において、研究者・技術者として基礎化学の知識を身につけるための講義・演習・実験、化学英語に関する科目を履修します。そして、4年次に、応用化学専攻の各研究室にそれぞれ配属され、卒業論文作成に向けた研究生活が始まります。応用化学科目に所属する学生の9割以上は博士前期(修士)課程に進学して研究を続け、さらに、博士後期博士過程への道も開かれています。

2年次・3年次において、研究者・技術者として基礎化学の知識を身につけるための講義・演習・実験、化学英語に関する科目を履修します。そして、4年次に、応用化学専攻の各研究室にそれぞれ配属され、卒業論文作成に向けた研究生活が始まります。応用化学科目に所属する学生の9割以上は博士前期(修士)課程に進学して研究を続け、さらに、博士後期博士過程への道も開かれています。

応用化学専攻について

物理学、生物学を含む全ての科学が原子・分子サイズの視点で見直されている現在、化学が培ってきた知識と技術が共通の言語となりつつあり、医学・薬学・材料・情報・環境・エネルギーなどの各研究分野を結びつけ、さらに発展させるための原動力となっています。
応用化学専攻は、分子レベルで化学反応を自由に制御することに主眼をおいた「分子創成化学コース」と、原子・分子の集合体である物質のもつ様々な機能の探求に主眼をおいた「物質機能化学コース」から構成されています。両コースともマテリアル化学、環境・エネルギー化学、生命化学の3つの研究分野を中心に据え、国際的に高いレベルの研究体制を保ちつつ、現代社会の化学に対する期待に応えられる人材を育成する教育体制を整えています。
この3つの柱は、本専攻と大阪大学内の他の専攻、研究科、研究所等における研究とを密接に結びつけるキーワードであり、「原子」、「分子」、「ナノマテリアル」に関わる中核的な拠点となることを目指すとともに、さらに次世代の柱を創り出すことができる、自由な発想と世界観をもつ研究技術者を育成するための教育を行っています。

応用化学専攻は、分子創成化学コース・物質機能化学コースの2コースから構成され、学生への教育研究に対して両コース協力して取り組んでいます。特に、環境・エネルギー化学、生命化学、マテリアル化学の3分野を最重要分野と位置づけ、原子・分子レベルの視点や物質という観点に基づき、常に産業界を意識した特徴ある教育研究を行っております。

化学によって生み出される様々な機能性物質は、今や化学の領域だけにとどまらず医学、自動車、電機産業など様々な産業分野と密接に関連していることから、当専攻ではこれら多くの産業界とも強く結びつきながら、持続可能な社会の形成に貢献しうる、国際的にも活躍できる研究者・技術者を一人でも多く世に送り出すことを目標にしています。当専攻で化学の楽しさを学びながら、もっともっとみなさんの可能性を広げてみませんか。
令和7年度専攻長 教授 中山健一

2年次・3年次において、研究者・技術者として基礎化学の知識を身につけるための講義・演習・実験、化学英語に関する科目を履修します。そして、4年次に、応用化学専攻の各研究室にそれぞれ配属され、卒業論文作成に向けた研究生活が始まります。